高合金材料切断機の刃を複数回焼き戻しする必要がある理由
May 09, 2026
なぜ高合金材料なのか シャーリングマシンの刃 複数回の焼き戻しが必要:高温で焼き入れされた高合金の刃は、複数回の焼き戻しが必要です。

例えば、H13(4Cr5MoSiV1)鋼製の中厚板用シャーでは、2回以上の焼き戻しが必要となる。これは、高温焼入れされた高合金鋼製の刃には、焼入れ後に残留オーステナイトが多く含まれているためである。複数回の焼き戻しを行う目的は、焼き戻し冷却中に残留オーステナイトがマルテンサイトに変態し、残留オーステナイトから形成されたマルテンサイトが焼き戻しマルテンサイトに変態するようにするためである。

長時間の焼き戻しを一度だけ行うと、上記のような構造変化を達成することが難しく、焼き戻しが不十分となる。その結果、二次硬化が目立たなくなり、加工物の寸法安定性が低下し、脆性が増し、耐用年数が短くなる。

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