LDブレードの主な特性と冶金学的性質
Mar 12, 2026
LD(7Cr7Mo2V2Si)は、真空脱酸処理によって精製された高強度・高靭性鋼です。元々は、特許取得済みの冷間加工用金型鋼であるSVSCO-DIEの合金元素を調整することによって開発されました。
主な特徴と冶金学
高オーステナイト合金化:この鋼は高濃度のオーステナイト合金化を特徴としており、顕著な二次硬化効果をもたらします。
最適化された炭素含有量:その炭素含有量は、G・スティーブンが推奨する「バランスの取れた炭素」の基準値よりも低くなっています。この特殊な化学組成により、鋼は衝撃靭性を損なうことなく高い硬度を維持できます。
合金元素(Cr、Mo、V):クロム、モリブデン、バナジウムを添加することで二次硬化が促進され、優れた強度と耐摩耗性が確保されます。
性能と応用
性能比較:LD鋼はW6鋼を凌駕し、9CrSi鋼やCr12MoV鋼の数倍の耐摩耗性を備えています。