ナイロン、ポリカーボネート、厚肉HDPE、繊維強化ポリマーなどの硬質エンジニアリングプラスチックの破砕は、非常に過酷な作業です。単なるモーター出力だけでは不十分で、完璧な一軸シュレッダー刃が必要です。
間違った刃を選ぶと、溶けたプラスチック、欠けた刃先、高額な稼働停止時間につながります。ここでは、作業に適した工具の選び方を説明します。
すべての工具鋼が同じ性能を持つわけではありません。硬質プラスチックの場合、材質の選択が極めて重要です。
D2(SKD11): 業界標準です。一般的な摩耗性プラスチックに優れています。耐摩耗性とコストのバランスに優れています。
DC53: 高衝撃プラスチック向けの究極のアップグレードです。D2の2倍の靭性を持つため、厚く硬いプラスチック塊や自動車バンパーを処理する際にも欠けたり割れたりしません。
硬質プラスチックは摩擦によって弾性化し、発熱しやすい傾向があります。これに対処するには:
凹面形状を選ぶ: 凹面(曲面)の刃面を持つ刃を選択します。爪のように作用し、プラスチックを無理に押し潰すのではなく、積極的に切断します。
隙間に注意: 回転刃と固定刃の間のクリアランスを厳密に保ち、弾性のあるプラスチックがローターに巻き付くのを防ぎます。
硬いほど常に優れているというのは一般的な誤解です。高硬度は耐摩耗性を高めますが、刃を脆くします。硬質プラスチック向けには、専門的な真空熱処理を施した、硬度58~60 HRCの刃を目指してください。これにより、最適なバランスが得られます。つまり、切れ味を維持できる十分な硬さと、大きな衝撃を吸収できる十分な靭性を兼ね備えています。
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